何らかの原因で血液中に糖分がおおすぎる状態のことです。続くと合併症にかかりやすくなります。
症状は以下の通り（口渇、多飲、多尿、つかれやすい、昏睡など）
自分でできる高血糖の応急処置は水、お茶、麦茶、ウーロン茶などの水分（糖分を含まないもの）をできるだけたくさんとることです。

予防するには、食事はバランスのとれた内容で指示された量（カロリー）を規則正しい時間にとりましょう。運動はできるだけ週の半分以上（できれば毎日）実行できるような方法をかんがえましょう。

食事療法は糖尿病治療の基本です。いかに薬をうまく使っても食事が適切でなければ糖尿病はよくなりません。糖尿病だからといって、食事に特別なものがあるのではなく、健康な人が通常の生活を送り、長生きするための食事と同じ物です。 以下のことに留意しましょう

1,食事療法の効果はゆっくりと出ます。
2,今までの食事を振り返ってみましょう。
3,食事の量や中身を知ることが大切です。
4,患者様ごとに食事の内容は異なります。

運動療法は食事療法とともに糖尿病治療の基本になるものですので、特別な場合以外は薬剤を使用していても必ず行なうことが重要です。運動療法は糖尿病にとって大きな効果がある治療法です。 以下のことに留意しましょう

1,運動は"療法"ではなく"生活の改善"です。
2,体重を減らしたり、過食を解消する為に運動療法を行うのではありません。
3,適切な運動の量は患者様ごとに異なります。
4,薬を使っている時には運動する時間にも注意してください。

つまりのみ薬です。2019年6月時点では7種類ありますが、今後もっとふえるかもしれません。

インスリン、インクレチンの注射薬です。
使用できる、使用すべき薬物は患者様によって異なりますので、よく主治医の先生と相談しながら使いましょう。